独身アラフォー女の仕事と転職

転職活動苦戦、日々の仕事の記録。独身アラフォーの働き方を気ままに語ってます。

少し休むのは働き続けるより大変かもしれない

転職するときに現職のままだと休みが取れず面接やら行けなくて先に退職するしかない人ってけっこういると思う。私もそうだった。

そうしたら次の仕事まですぐの人もいれば採用されなくて長く無職の期間ができるときもある。
仕事を探していて決まり次第すぐ働こうと思って無職なのとしばらく休みたくて転職活動をしてなくて無職は違う。


ふと考えたのはしばらく休みたくて仕事を辞めるということ。
きっかけは連日話題になっている嵐の活動休止。
大野くんの「自由な生活をしてみたい」は芸能人じゃなくてもどこかわかるような気がしたし考えさせられるものがあった。
もちろん自分とは動かしている仕事の大きさはぜんぜん違うけれど。

例えば1年くらい仕事をしないでやりたいことをやってまた働きたいと思ったときどうなるか。
独身と結婚して家族がいる人では違ってくるのでここでは独身であることを基準にする。タイトル通り私自身独身アラフォーなので。


どのくらい休みたいかは人それぞれだけどとりあえず1年としてみる。新卒ですぐ仕事を辞めてしまったら1年の生活費分の貯金はないと思う。でも数年働いた社会人であれば貯められる。

収入には差があるので貯める期間は変わってくるにしても年数をかければ1年分の生活費を貯めてしばらく仕事をせずやっていける可能性は高い。
何年もずっととはいかなくても短期間なら何とかやりくりできそうである。


金銭面をクリアして自分の時間ができて充実した1年を過ごしたとする。
さてそろそろ働こう。そこから仕事が決まるまでの予想されること。

転職活動始める、企業への応募。
書類選考、面接となったときにやたらとその自由な1年に注目される気がする。

日本はすぐ働いてない期間にこだわる。別に今働きたいと思って応募してるんだからそんなに聞く必要があるのか?
転職サイトでもなかなか仕事が決まらなくてブランクがある場合資格の勉強など次の仕事に向けて準備をしていたことをアピールすれば印象が悪くないなど書いているのをよく見かける。
仕事に関わることをやっていたというのを求めてくる。

一生のうちのたった数ヶ月働いてないことがそんなにいけないのかと言うくらいブランクだのマイナスだと言う。
1年くらい仕事をしていなくても仕事の能力は変わらないと思う。身につけたものはそんなにすぐに忘れるものではない。急にパソコンが使えなくなったり仕事の流れや仕組みがわからなくなることはない。

それでも理由をつけたりして必死にその1年のことをカバーしなくちゃいけない雰囲気になる。
自分で生活費も準備して誰にも迷惑かけていなくても。

資格を持って働くような職なら多少転職がしやすいかもしれないけどやっぱり休んでいた期間の話はされるのでは。


ざっくりとした個人的な予想ではある。
ただこの予想は学校を卒業し社会人になって働いてアラフォーになった今まで全ての記憶と知識からの予想でさほど外れてはいないと思う。
転職を経験して仕事を辞めることや探すことがどんな状況かを実感してさらに具体的なものになっている。


働くことは生活に必要だし、極端な話みんな働かなくなったら問題だろうけど少しの間仕事を休むことはそんなに悪なのかと疑問。
仕事を辞めてやりたいことは人それぞれ。長い旅だったり、何かを制作したり、精神的な疲れを癒したいかもしれないし次にやりたいことを探す時間かもしれない。


それくらい仕事と両立しなよ!と言う人もいるだろう。でもそれは両立できてる人の意見で、できない人のことをわかってない。

私も前職が周りの友達より休みが少なかった。ブラックだったので有休もあっても使わせない環境だったし。
そうなると遠い旅行はチャンスがないし休みが少ない分常に疲れてた。転職活動すら時間が取れなかったり。


仕事を少し休んでまた働こうと計画することはもうずっと働かないでニートになりたいというのとは違う。


仕事に対してもっと柔軟な考えの世の中になってほしい。
私自身は転職のときに少しでも早く仕事が見つかればいいなと思って探してた。
でも一定期間仕事を離れて仕事以外の目的を達成することもいいと思う。
もちろん働き続けて活躍したい人もいいと思う。


一度休んでまた仕事をするということは転職すること。そういう人生設計に理解が深まれば転職自体にも可能性が広がるんじゃないかな。
長く働きたいと思って入社してもこの会社合わないな、とか、ブラックだった!とかの場面に出くわしても苦痛の中諦めるんじゃなくて自分の働きたい場所を見つけようってなる。

転職は特別なことじゃないって認識にもっと変わっていってほしい。